2019年度公立高校入試研究④×社会×でも、やっぱり国語と算数

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2019年度公立高校入試研究④×社会×でも、やっぱり国語と算数

入試探求,ブログ

2019/03/05 2019年度公立高校入試研究④×社会×でも、やっぱり国語と算数

またまた読解力不安定さんにはきつい一問。

解説は下に記載した。

 


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「また、グラフのうち、AとBは、世界の石炭の算出量に対する主な産出国の割合、または日本の石炭の輸入額に対する主な輸入先の割合のいずれかを表している」の意味をとるのに少し時間がかかる。国語の偏差値が50ないと、グラフを読み取る前に、これはいったい何のグラフなのかを考えることに時間をとられてしまう。

 

ここをクリアして【ア】と【イ】の穴埋めへ。【イ】がやさしい。日本の石炭の輸入国は絶対入れておくべき知識だからだ。誰しもが通る勉強なので、グラフAが「日本の石炭の輸入額に対する主な輸入先の割合」ということがわかる。選択肢は1か3にしぼれるので、この問いも正答率はそこまで下がらないはずだ。ヤマを張っても半分は当たる。問題は【ア】。数学的努力が要る思考問題だ。小学校で算数をあきらめたひとはもうサイコロを振るしかしない。数学の偏差値が50ない子は、きつい。数学の苦手が、数学以外の科目で足を引っ張るのだ

 

 

 

「2010年は、1970年に比べて 出荷額の合計に対する鉄や石油など産業の基礎素材を製造するものの割合」が減ったのか、増えたのかを求める問題だが…

 

 

「この問い、さっきと文の形をしていないかな?」

「え?さっきの外国に進出した日本の企業数のやつ?(前回ブログ参照)」

「そう。それに気づいたらやることはいっしょだ」

「‥‥あ 『〇に対する△の割合』…?!」

「そう、よく気づいたね。公式は?」

「〇÷△!」

「逆やで。もとにする量が〇なんだから」

「むむむ‥‥」

 

 

というわけで

 

出荷額の合計を”X”(もとにする量) 

鉄や石油など産業の基礎素材を製造するものを”Y”(比べる量)

 

Xに対するYの割合はいつだって”Y÷X”!

2010年と1970年、両方出して比べるべし。

 

 

「わかりました!えーと…あれ、Xの出荷額合計はどこに書いてあるの」

「書いてないことに気づいた?」

「そりゃ気づくよ!どうすればいいの?」

「それくらい自分で考えて」

「え~~~ケチ。ンっと‥まさか…合計だから…全部、足す?」

「そう」

「なんか算数みたいだ」

 

 

地理と数学の横断的問題。Xの出荷額の合計は、3項目を全部足して自分で出そう。

 

 

1970年 Y11300÷X18600(11300+2700+4600)=60%

2010年 Y28300÷X82000(28300+34300+19400)=34%

 

※慣れてきたら大まかな数字で計算してよい。11300を11000にしちゃうとか。でも、苦手なうちはきっちりやってほしい

 

 

「出荷額の合計に対する鉄や石油など産業の基礎素材を製造するものの割合」は40年間で60%から34%へ「減少した」ことがわかる。答えは”3”だ。

 

 


 

もっとも、小学校のうちから数学的センスを磨いているひとは、いちいち計算しなくてもパッと見で判断しちゃう。

1970年から2010年にかけて「鉄や石油など産業の基礎素材を製造するもの」は約3倍くらいにしか増えていないのに(11300→28300)、「自動車やテレビなどの加工製品を製造するもの」は10倍以上増えているし(2700→34300)、「衣食住に関連する製品等を製造するもの」は4倍近く増えている(4600→19400)ことは、パッと見で判断できちゃうからだ。

 

 

子どもたちが「?」ならば、以下の具体例まで降りて教えなければいけない。

 

ここに500mlのミックスジュースAがある。

ブドウ300ml ピーチ150ml オレンジ50mlの割合だ。

 

 

このAに加えて

ブドウ400 ピーチ300  オレンジ300の1000mlミックスジュースBも用意する。

 

Aと比べてBでは、ブドウの割合は増えたかな?減ったかな?

Aのブドウの割合は300/500ml。Bは400/1000mlだ。

 

Aでは、300は500の半分以上占めているのに対し、Bでは、400は1000の半分以下だ。つまり、割合は「減った」。ブドウの「量」は100ml増えたが、他のフルーツの量がそれ以上に増えたので、「割合」は減るのだ。これがわかれば、上の社会の「パッと見で判断できちゃう」ということもわかるはず。

文章読解力と算数の論理的思考力を問う問題がたくさんあるのが入試

「パッと見判断」はできなくていいから、しっかり立式できるようにはなりたいものです。努力。努力。

地理、とても厄介。

 

 

 

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