2019年度公立高校入試研究③×社会×でも国語と算数

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2019年度公立高校入試研究③×社会×でも国語と算数

入試探求,ブログ

2019/03/02 2019年度公立高校入試研究③×社会×でも国語と算数

社会・地理の一問

8択問題というだけで難しそうに見える。

 


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きちんと正答できるかどうかは思考力が必要。たとえ正解したとして、それを論理的に説明できるか。

 

必要な力はずばり【文章読解力】。書いてあることがわかるかどうか。国語が苦手だという子は危険。この(エ)は「何が書いてあるかわからない」だろう。グラフと図も初めて見るものなので「やったことがない」とか言い出して、思考停止だ。冷静さを欠き、遠のくばかり。

しかし、ちょっと難しいことが書いてあるけれど、「か」と「き」で、地点と国名を合わせる問題だということがわかれば、選択肢の1,2,4,5,7,8は地点と国名が合わないので消せる。つまり、3か6しか正答なりえない。
そう、ここまで来たら1/2で正解だ。よってこの問いもそこまで正答率が下がらない。教育委員会は親切だ。

 

(そうはいっても知識がないとベトナムとタイはちょっぴり迷う。中央中1年生1学期の定期テストで、ベトナムに矢印があってこの国はどこか?という問いが出たが、周りはあまりできなかったらしい。それから「消去法」という勉強方法が染みついていないとだめ。しかし選択問題を初めから消去法でやれる子どもも、少ない。)

 

 

さあ、ここからはさらなる読解力が必要だ。

「2013年の日系企業の拠点数に対する、2013年から2017年にかけて増加した日系企業の割合を比較する」を理解するには、数学的な思考力が必要で、断言してもいいが、数学の偏差値が50ないとお手上げだ。まさか社会で算数を利用するという発想も浮かばないので、「日本企業とアジアの関係を知らないから」という理由で飛ばしかねない。

 

 

ここは「2013年の日系企業の拠点数」を”X”、「2013年から2017年にかけて増加した日系企業」を”Y”とし、「Xに対するYの割合を比較する」とすればいい。すると→Y÷Xだ。

 

 

 

「なんでY÷Xになるんですか?

「なんでって、小5のときにやったろう?」

「?」

「『くもわ』の公式。『〇に対する△の割合』になったら、『〇がもとにする量で△がくらべる量』だろう?だから△÷〇」

「う、うん・・・・(生返事)」

 

 

 

算数の段階で苦手意識がついた子は大体こんな感じになる。

 

 

ふくざつで個々に関係ないようにみえるものに、自分が知っている簡単な公式などとの共通点をみつけ、あてはめて考えることを抽象的思考といって、ここの過程に勉強をやらなくてはいけないもっと大切な目標があるように思う。

 

AとB両方ともY÷Xをやり、比較する。

 

A→Y(32349-31661=668)÷X31661

B→Y(1816-1309=507)÷X1309

 

おおまじめにこの計算をするか。しない。大体の数字でよいだろう。

 

A→Y650÷X31000
B→Y500÷X1300

 

すると、Aが2%、Bが38%増えているという結果がでた。「き」に入れるのはBの国で、6が正解。

 

 

 

もっとも、数学的思考のセンスがある子はわざわざこの計算をしない。だって、比べる量(Y)がほぼAとBの国でほぼ大差ないことに気づけば(650と500)、もとにする量(X)の大きい方が割合が小さくなることは明らかだからだ。見間違える必要がないくらいもとにする量はAのが大きいので、計算するまでもなくBのが増加率が高くなる‥‥もはや立式するまでもなく解けてしまう子もいるかもしれない。まさに瞬殺。

 

 

 

まとめ

これは決して、近年のアジアと日本企業の背景を押さえて解く問題ではない(なかには、え?ベトナムのが大いに決まっているじゃないか。といって正解する子もいるかも)。

 

文章読解力と算数の論理的思考力を問う問題だ。国語も算数も、どちらも大事。

 

小学校からの積み重ねがモロに出る問題でしたね。

いい問題だーーーー!

瞬殺はできなくていいから、しっかり立式できるようにはなりたいものですね。努力。努力。

 

 

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