学力向上進学重点校 説明会【終章】×知識活用型問題 実践

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学力向上進学重点校 説明会【終章】×知識活用型問題 実践

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2018/10/28 学力向上進学重点校 説明会【終章】×知識活用型問題 実践

前回のつづきです。

「知識活用型」の問題をひも解いてみましょう。以下の問いは、特色検査ではなく【神奈川県共通入試 社会】 の1問。

【問い】

「国際連盟が日本の『満州国』を承認しないとする決定をした」とありますが、この出来事以降のものを1~6から全て選び出し、それらを古いものから順に並べなさい。

 

1日中戦争が勃発した・2国際連合が発足した・3南満州鉄道株式会社(満鉄)が設立された・4中華民国が建国された・5日中平和友好条約が締結された・6中華人民共和国が建国された

偏差値が50以上あるならば、生徒のほとんどは1と2と5と6は条件を満たしていると考えられるはずです。偏差値60以上になれば、この4つを古い順に並べることもできます。

 

ただ、3のクセが強い。取扱い方にかなり悩むはずです。

先日、ある民間会社の入試解説セミナーに参加しましたが、この問いは難問扱いで、プレゼンをしてくれた方が「3の知識はマニアックでかわいそうだ」と表現していました。

 

果たしてそうでしょうか。知識を活用すれば、決して難しくはない問題だと私は思います。

「満州国を承認しない」という国際連合の決定から、「あ、満州事変のあとのことだなコレは」とだれしもが気づくのですが、そこで思考停止せずに

満州事変ってどんな事件だっけ?

と、この歴史的出来事の原点に戻る。すると、南満州鉄道爆破事件(柳条湖事件)がきっかけだったと思い至る。

すると、3はこの問いの条件から外せることが決定します。なぜなら、南満州鉄道がすでに「存在していた」から爆破事件が起きたわけで、「この爆破事件のあとに満鉄が設立されるわけがない」のです。

 

満鉄設立の年号を覚えておく問題ではなく、満州事変の概要から推理・推測する問題といえます。考えてみればそりゃそうだ、と思える問いですが、正答率は低く難問扱い。めちゃくちゃ良問だな…!と私は思います。教育委員会は「記述式の問題を減らし、マークシート式を増やすにあたって、マークシート式でも思考力を測れるものをつくった」と公表していますが、まさにそれが当てはまる。

 

 

さて、特色検査ではこの「知識活用型特徴」に加えて、「教科横断型特徴」という重りがのしかかります。

さあ大変だ。

子どもたちは基本的に知識を「覚えること」が勉強だと考えているからです。

いくら覚えても使えなければ意味がないんだよと、上記のような問いを日々こなしながら伝え続けなければいけません。

もし、上記の歴史の問いを見た指導者が「これは教科書の端から端まで覚えさせなくてはいかんな!」というタイプであるとヤバイ(結構多いはず)。超細かい年号暗記表とかつくっちゃったりして。

教えられている子がパンクする。教科書を端から端まで覚えるのは不可能だから。

 

 

 

今回の説明会では具体的な指示はありませんでしたが、今年の特色検査の様子をみて、対策を考えていきましょう。

決して慌てず、恐れず、着々と準備していきましょう。

 

私の予想では、上記の選択問題のような性質に近しいものになるのではと‥‥

さて、楽しみ、楽しみ。

 

 

la fin

 

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