夏期講習の備忘録⑧×なぜいつまでたっても覚えるのが苦手なのか×相模原市中央区の学習塾

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夏期講習の備忘録⑧×なぜいつまでたっても覚えるのが苦手なのか×相模原市中央区の学習塾

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2018/08/10 夏期講習の備忘録⑧×なぜいつまでたっても覚えるのが苦手なのか×相模原市中央区の学習塾

結び付けなさい

 

 

何度授業中に言ったかわからない言葉。

すべての学習は「なにかのつづき」である。知識は独立して頭に中にあるのではない。既存の何かに紐づけられた状態で保存されるものだ。空箱の中にポイポイ放り込んでいくものではない。針穴に糸を通す精密作業だ。そして、教えるということは、相手の針穴の大きさを測りながら適切な太さの糸を選んで通す神業だ。

 

こういうことを意識していると、ときおり針穴が文字通りピッタリ閉じている「0(ゼロ)」の瞬間に出くわす(というか、よくある)。

 

●中2編

「ねえ、今日はヨーロッパの戦争の歴史について勉強するよ」

「はい」

「ところで、イギリスってどこにあるか知っている?」

「…わかりません」

「そうなんだ、フランスは?」

「…わからないです」

「そか、大体この辺とかかなあっていうのは?」

「まったくわからないですね…」

 

こうなるとヨーロッパの歴史どころじゃない。地球儀を取り出してヨーロッパ州の地理感覚から養う必要がある。

ヨーロッパの地理についてはいろいろ教えたいが、最低限にとどめる。だって今日は歴史の勉強をさせてあげたいのだから。

 

●中3編

「現在完了形って難しかったでしょう」

「うん、とても」

「現在完了形ってさ、動詞の形のことなんだよ?」

「?」

「動詞さ、日本語を書く時の述語の部分を動詞っていうんさ」

「う、うん…」

「述語が難しいかな?えとね、‥‥(→述語講座)」

「ああ、なるほど」

「動詞の形はいくつ知ってる?」

「え~と…過去形とか?」

 

動詞の形が変わることでその文の解釈がまるで変わってしまうという針穴をこしらえ、いよいよ現在完了へ。こういった急造した針穴は、くり返し思い出さないと3日ともたずまた元の大きさの針穴に戻っちゃう。だからしっかり身についているかどうか日々観察していく。すると持っている針穴がどんどん太くなって、いつかなんでも通るようになる。そうなるまで、我慢が必要だ。

 

 

「いいから覚えなさい」と言うのは簡単。

もしそれで事が足りないとしたら、それは子どもが自分で何かに結び付ける能力が発達していないからです。

勉強は覚えるものであるという学習観のみで立ち向かうのは、無謀だ。

 

 

 

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